今日は 爪の病気について。。。
爪の病気には、外傷性のもの・感染症・内臓疾患などさまざまな原因があります。
本日は お客様からよくご質問いただく症状をご紹介いたします。
■爪甲縦溝:爪表面に縦の溝・筋がはいる
これは病気ではなく、爪の老化です。
■爪甲横溝:爪表面に横の溝がはいる
外傷などが多いですが、感染症・糖尿病が原因の場合もあります。
■スプーン爪:爪の中央が陥没して、スプーンのように反り返る形
鉄欠乏性貧血が原因の場合は鉄剤の内服で治癒します。
また、爪が指腹に加わる力を支えるため 毎日指先に力のかかる作業が多いと爪甲が指腹に加わる力を支えきれなくなりスプーンネイルになる事があります。
■爪甲剥離:爪の先端が爪床から離れて、白くみえる
接触性皮膚炎(かぶれ)・カンジタ感染・薬によるもの・全身疾患
先端から爪とお肉が剥がれていきますが、脱落することはありません。
爪の下で、かるい湿疹やかぶれでわずかに皮がむけた状態でも爪は剥がれて浮いた状態になります。
薬によっては日光にあたると症状がでるものもあります。
また、光線過敏性皮膚炎の症状でもあるため、冬は軽減していた症状が、夏に悪化するのが特徴です。
甲状腺機能亢進症など全身疾患に伴うものもあります。
スプーンネイルは、爪を短く切り過ぎないなど 皮膚科にかからなくても改善する事もあります。
次は 意外に多い爪の水虫など 身近にある病気をご紹介いたします!!